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パリーグ 2013年 新人王候補予想 ロッテ 西野勇士 [NPBタイトル2013]

パリーグ2013年の新人王候補予想、ロッテ西野勇士についてまとめました。
西野勇士投手は2008年の育成ドラフトで入団し、今季2013年3月30日にプロ1軍での初出場を果たしました。
8月10日までの成績では9勝3敗と大活躍し、新人王の筆頭候補でした。ただ、右肩痛で登録を抹消、復帰したものの3連敗。そして二軍降格と9月5日から1軍での登板がありません。
現在成績は、
9勝6敗
防御率3.61
奪三振97です

新人王候補と言われていただけに、後半の失速がもったいなかったですね。また、1軍で1シーズン通して活躍する難しさを感じさせられます。
JJT201306030004.jpg



ロッテ・西野 2軍戦で4回8安打6失点

 2軍調整中のロッテ西野17日、イースタン・リーグ、楽天戦(天童)に先発。4回を投げ8安打6失点と打ち込まれた。グライシンガーが右肩痛で出場選手登録を抹消となり、伊東監督は「短いイニングの予定だったが、こういう状況なので。イニングも球数も増やして、次に(1軍で)投げられるように」と青写真を描いていたが、結果を残すことができなかった。
(サンスポより2013.9.17 )


もしかしたら、まだまだ右肩に痛みがある中で投げているのかもしれませんね。

現在2位のロッテはCS争いで最後まで、負けられない戦いが続きます。残り試合数が少なくなってきた仲ですが、1軍復帰はあるのでしょうか、
またCSまでに調子が戻ってくることがあれば、スクランブル態勢で中継ぎの登板もあり得るかもしれません。

後半戦の失速で新人王は厳しくなった西野投手ですが、プロ1軍で活躍している今季、CSでもう一仕事できるかどうかに注目です。

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沢村賞 2013 候補&予想 田中将大 [NPBタイトル2013]

この時期、気になる2013年沢村賞の候補、予想はなんといっても、田中将大投手ではないでしょうか。田中将大投手は沢村賞を2011年にも受賞していて、今年受賞すれば自身2度目の受賞となります。沢村英治.jpg沢村栄治氏の写真です

沢村賞の候補、予想を考える上での基準、条件について詳しくは前回の記事を見てください。

選考の基準になる7項目は
登板試合数 - 25試合以上
完投試合数 - 10試合以上
勝利数 - 15勝以上
勝率 - 6割以上
投球回数 - 200イニング以上
奪三振 - 150個以上
防御率 - 2.50以下
です。

ここまで、連勝記録を伸ばし、沢村賞の候補、予想の筆頭である田中将大投手ですが、今年の田中将大投手の成績は(基準)
登板25試合(25以上)
完投8試合(10以上)
勝利22勝(15以上)
勝率10割(6割以上)
投球回数198イニング(200以上)
奪三振171個(150以上)
防御率1.23(2.50以下)
です。(記録は9月25日現在)
完投、投球回数のみ基準に届いていませんね。ただ、投球回数については、まだ今シーズン2試合程度登板があると思いますので、クリアされると思います。これは、近代野球の傾向で完投が減ってきていることが理由としてあると思います。また、前回の記事でも書いたようね、沢村賞は全ての基準を満たすことが条件なのではなく、以上の7項目が判断の基準です。パリーグでは、圧倒的な成績なので、沢村賞獲得はほぼ確実ではないでしょうか。

一方、セリーグで活躍する前田選手の成績は(基準)
登板24試合(25以上)
完投3試合(10以上)
勝利15勝(15以上)
勝率7割5分(6割以上)
投球回数164イニング(200以上)
奪三振151個(150以上)
防御率1.86(2.50以下)
なので、田中将大投手がいなければ可能性はあったと思います。十分です。基本的には1年間両リーグから1名選出されます。ただ、例外的に2003年のみは当時阪神の井川慶、ダイエーの斎藤和巳のダブル受賞もありました。この年は、2人の成績がとても均衡していて、2人がセ・パと異なるリーグに居たので、この様になったのでしょう。前田投手はセリーグの先発ではずば抜けていると思いますが、今シーズン田中将大投手を上回る成績ではありません。すなわち、田中将大投手一人の受賞が現実的でしょう。

田中将大投手が受賞すれば、2011年以降2度目の受賞となります。

以上沢村賞 2013年 候補&予想 田中将大についてでした。
沢村賞 田中将大.jpg田中将大.jpg
関連記事
沢村賞 条件 基準等について
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沢村賞 条件 基準 7項目 [NPBタイトル2013]


沢村賞の条件、基準その7項目についてまとめました。この時期は、チームの順位に加え、沢村賞を初め個人タイトル争いが気になるところです。条件、基準は7項目あるようです。今回の記事は、沢村賞の条件、基準についてまとめました。

沢村栄治賞(さわむらえいじしょう)は、日本プロ野球における特別賞の一つ。通称「沢村賞」。沢村英治.jpg
戦前のプロ野球黎明期において豪速球投手として名を馳せた、巨人軍の沢村栄治の栄誉と功績を称えて、雑誌『熱球』が企画して1947年(昭和22年)に私的表彰を始めたことに端を発し、後に特別賞として公の賞に認定された。なお、沢村賞は公式の表彰に準ずる特別賞であり、リーグごとの最優秀投手賞は公式表彰項目の一つとして別に存在する。1950年(昭和25年)の2リーグ分立後は長い間セ・リーグのみに対象が限定されていたが、1989年(平成元年)からパ・リーグにも対象が拡大され、全球団から選出されることとなった。パ・リーグの球団に所属する選手で初めて受賞したのは1990年(平成2年)の野茂英雄(当時近鉄)である。


選考対象はその年における先発完投型の投手で、選考基準は以下の7項目。
• 登板試合数 - 25試合以上
• 完投試合数 - 10試合以上
• 勝利数 - 15勝以上
• 勝率 - 6割以上
• 投球回数 - 200イニング以上
• 奪三振 - 150個以上
• 防御率 - 2.50以下
(ウィキペディアより)
基準としては以上の7項目が挙げられるようです。ただ、この全てを満たしていなければ、沢村賞に選考されないということではないようです。とくに、完投数、投球数を満たさず受賞した選手が多いようです。また、防御率を満たさない投手もいます。つまり、この7項目が基準ではあるが、条件ではないようです。原則5名の委員がこれらの7項目の基準と成績を照らし合わせながら、沢村賞にふさわしいかどうか判断します。
基本的には1年間両リーグから1名選出されます。ただ、例外的に2003年のみは当時阪神の井川慶、ダイエーの斎藤和巳のダブル受賞もありました。この年は、2人の成績がとても均衡していて、2人がセ・パと異なるリーグに居たので、この様になったのでしょう。
基準であり、条件でないという理由は、基準の7項目を満たしても、その年に、その選手よりいい成績を残した選手がいれば、受賞できないからです。1982年の江川と2008年、2011年のダルビッシュですね。彼らは、7項目全て満たしていながら、他の投手がよりよい成績を納めていたので受賞できませんでした。
また、7項目を総合判断して、該当者なしという年もあるようです。
今年、2013年の沢村賞はどうなるでしょうか、田中将大選手の受賞も予想されていますが、どうなるでしょう。

それについては、次回の記事をご覧ください。
以上沢村賞の条件、基準その7項目でした。


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2013 パリーグ 個人タイトル 候補 予想 [NPBタイトル2013]

この時期気になる、パリーグの個人タイトル争い。その候補と予想をしていきます。投手はイメージでは田中将大投手が総なめでしょうか?

まずその投手

防御率はまず田中将大投手で決まりでしょう。
田中(楽)1.23
金子(オ)2.03

勝ちも田中将大投手です
田中(楽)22勝
摂津(ソ)15勝
これは追いつけません

セーブは残り試合考えると益田でしょう
益田(ロ)31S
武田(日)28S

奪三振は金子と田中が並んでいます
ともに171です。
私は、金子投手が勝つのではと思っています。
なぜなら、力を抜きながら、投げている田中投手は、三振をとりたいときにはとれますが、全て三振というより、打たせて取りながら、ピンチでは三振取りに行くという感じではないでしょうか。そう考えたら、オリックスで、意識して記録を狙えるチーム状況の金子選手が行くのではと思っています。

ホールドは
オリックス佐藤選手できまりです。現在37

投手のタイトルを総括すると、奪三振以外は一人がずば抜けているという感じでしょう。
おそらく田中将大投手の沢村賞も確定です。


続いて打撃部門
ソフトバンク長谷川選手が獲得でしょう。初タイトルではないでしょうか?
現在.350で
二位浅村選手(西).320を大きく上回っています。

打点は
プロ三年目浅村(西)選手、今年大ブレーク。こちらも初タイトルでしょう。また、最年少での記録(タイ)になりそうです。現在98打点です。楽天マギーに9打点差です。マギーが不調なこと。浅村選手が調子をいじしていることを考えたらほぼ決まりです。

ホームランはし烈な争いですね
中田(日)28本
アブレイユ(日)28本
マギー(楽)26本
浅村(西)25本
ジョーンズ(楽)24本
ここくらいまでにはチャンスがあると思います。
ただバレンティンの58本を考えたら、少し物足りないですね。
上位3人がこの数試合調子を落としているので、予想しずらいですが、希望も込めて、浅村選手か中田選手に取ってほしいです。

安打は
長谷川(ソ)185本で
内川に20本差なので、決まりでしょう。
調子が上がれば200本も超えてくると思います。

盗塁は
陽岱鋼(日)38です
立派な数字ですね。2位はヘルマン(西)33です
これはこのまま陽岱鋼選手で決まりそうです。
(データはデータで楽しむプロ野球より)
打者では今年ブレイクした選手がいること、セリーグより日本人が頑張っているという印象が強いですね。

そして気になる新人王は、、、
先発ではロッテの西野、楽天の則本、中継ぎではソフトバンクの千賀、ロッテの松永、オリックスの佐藤達也などし烈な争いですよね。
これについては別の記事で書いていきます。

以上 2013 パリーグ 個人タイトル 候補 予想でした

2013プロ野球セリーグ新人王争い予想 菅野か小川 [NPBタイトル2013]

セリーグのリーグ戦は、1位巨人、2位阪神はほぼ確定でしょう。CSシリーズは白熱してきました。
この時期気になるのは、タイトル争い。そして、新人王争いではないでしょうか。
2013プロ野球セリーグ新人王争いはジャイアンツの菅野智之かヤクルト小川泰弘で決まります。
菅野 巨人.jpg
小川 ヤクルト.jpg
凄く白熱している新人王争い
二人の成績は甲乙つけがたいですね。

菅野智之 防御率2.78 12勝4敗 奪三振135
小川泰弘 防御率2.97 13勝4敗 奪三振113

成績はこのようになっていますが、チームの立場は全くの対局です。
菅野はもっとも勝っているチームに所属して、チームの勝ち頭の一人。チームを優勝に導いた!!という評価ができる。
小川はもっとも負けているチームに所属して、弱い、援護や救援の中で、菅野と同等の活躍をした!!という評価ができる。

勝ち星だけなら、最後に中継ぎで菅野を使って並ばせるなんてこともあるかもしれないですね。今年のセリーグ新人王は、本当に投票する記者泣かせです。
どちらにも取ってほしいです。

関連記事(coming soon)
新人王候補菅野とは?
新人王候補小川とは?

少し気が早いが個人タイトルの予想 (セリーグ) [NPBタイトル2013]

現在、各チーム残り試合が20試合と少し。
バレンティンが53本目を打ったので、早くも、注目を集めだしたのが個人タイトル。

セリーグの巨人一位、阪神二位はほぼ確定。阪神もCSに全てを賭けてくるでしょう。
三位争いはし烈!!!

今回はこの時期気になってくるもう一つの注目要素、個人タイトルについて見ていきます。
(記録はデータで楽しむプロ野球9・8現在より)

まずは打率王
可能性があるのは
バレンティン(ヤ).341
ブランコ  (D).332
村田  (巨).326
あたりでしょうか
バレンティンがホームランを狙いすぎて、打率を下げなければほぼバレンティンで決まりでしょう。ただ、ブランコと打点も争っていますから、そこの兼ね合いで、お互い、打点数、ホームラン数にこだわり、結果を落としてくるようなこともあるかもしれません。

次にホームラン王
これは間違いなくバレンティンでしょう。二位のブランコが36ですから、確実です。
問題は数!早めにクリアして、打率と打点のためにしっかり、コンパクトな振りを続けて欲しいです。

打点王は
ブランコ122
バレンティン114
これについてはまだ逆転可能ですが、敬遠が増えていったらどうなるかわかりません。
何より、バレンティンの前に走者を出せるかどうか!打点は大いに他のチームメートとの兼ね合いもありますから、なんとも言えません

安打王はチャンスがあるのは
マートン146
ブランコ145
 村田 145 
 長野 141
 坂本 137
ですがこの予想は難しいですね。マートンが抜けてくる気がします。理由は、四球数が少なく、打率がそこまで他の選手に比べたら高くない。どんどん打っていくタイプ。また、順位が確定するのも早そうですし。そうなると村田、長野あたりもチャンスかも知れませんね。
ブランコは、CSシリーズがかかわってきて、四球が増えそうです。

出塁率王は
バレンティンでしょう.464
立派な数字。ボール球にてを出さなければ4割後半を維持していくのではないでしょうか

盗塁王は
広島の丸の27個
坂本の21を6個リードほぼ決まりでしょう


続いて投手
ボールの変更からか、全体的に少し成績が下がっているように思いますが、、、

防御率は
広島の前田健太投手が1.92
2位が阪神スタンリッジで2.49なのでほぼ確定

勝数は
ヤ)小川13
広)前田12
巨)菅野12
巨)内海11
巨)杉内11
阪)メッセンジャー11
おそらくまだ登板が4、5回あるので、逆転は可能です。しかし、勝がつくかどうかは打線との兼ね合いもある。そう考えると、消化試合に突入したチームは若手を積極的に使うなど勝ちにこだわらなくなるかも知れない。そうすると前健が来る可能性は高いですね。後は、巨人は最後タイトルのために、菅野を中継ぎで使い、勝ちをつけるという可能性もある。新人王もかかっているので。ヤクルトがどこまでCS争いに絡んでくるかで変わるでしょう。

セーブは
巨人西村35か中日岩瀬32どちらかですが
おそらく西村でしょう。
CSに向けて温存の可能性も出てきますが、優勝が決まるまでは、使い続け、その後はタイトル争いを見ながら使うという形。意外と3つの差が大きい!
そう簡単には埋まらないでしょう。第一、チームが勝たないとSはつきませんし。

HP(ホールド)は
巨)山口36
巨)マシソン34
です。次が安藤24ですのでこの二人どちらかでしょう。予想は山口。
ダブル受賞という裏ワザもありますが、、、
原監督のことですから、日本人にとらせてあげたいでしょうね。
まあ、後は、試合の流れとかでも起用方法は変わってきますが。この手の賞はチームが強いと有利ですよね。


そして新人王
ヤクルト小川か巨人菅野でしょう。
ほぼ同等。防御率、勝ち数、奪三振どれもいい勝負。この二人がいなければ阪神藤波投手もあったのですが、、、
菅野が勝ち数で並べば文句なしの菅野ですね。防御率と奪三振は菅野が上ですから。


バレンティンのメジャーでの評価とNPBとMLBのレベルについて(バレンティンの55本達成の分析 その3)  [NPBタイトル2013]

バレンティンが王貞治氏の持つ日本記録、シーズン55本塁打を塗り替えそうです。怪我、不祥事等なければ、後は時間の問題でしょう。

今回はバレンティンのメジャーでの実績や日本からメジャーに渡った野手について記録を比較して、メジャーでの日本の野球の評価、バレンティンの評価について考察していきます。
barenntein.jpg

野村克也氏は
ヤクルトのバレンティンが日本記録の55本塁打に迫っていることには「王の記録が破られそうじゃん。オレは面白くない。アメリカのメジャーのお払い箱が…。日本の恥だよ。破られるなら日本人に破ってほしかった」と、日本人大砲の出現を心待ちにしていた。
(デイリースポーツより引用)

これは野村克也氏がバレンティン自身を批難しているのではなく、日本の野球界のレベルが低く見られることについての危惧の表れです。

つまりメジャーリーグでそれほど活躍できなかった、バレンティンが日本に来て日本のシーズン最多ホームラン記録を更新するということは日本のレベルが低いということを示すことになってしまうからです。


まずバレンティンのキャリアについてみていきたいと思います。彼は本当にメジャーで通用しなかったのでしょうか。
メジャーではシアトルマリナーズで、あのイチロー選手ともチームメートだったこともある様です。バレンティンはイチローを凄く尊敬しているなんて話もありますね。
実績は、全くありません。AAAとメジャーを行ったりきたりしてました。
メジャー合計で3年間で
170試合 511打数 111安打 15本塁打 打率.221
です。試合の半分も出れていませんね。

それが、日本にきて、2012年シーズン後、3年6億円(日刊スポーツより)と言う年俸で、ヤクルトとと契約結び、この大活躍ですからね。

この記録を見ると彼はメジャーを、お払い箱になり日本に来たというのは、あながち間違いではないようです。つまり日本のプロ野球のレベルはメジャーの2軍(AAA)のレベルと同じようなものではないかと示唆してしまうのです。


今後もバレンティンがメジャーに行ったとしても日本での活躍と同じ活躍ができるか、どうか答えはおそらくノーでしょう。

いくら日本がWBCなどの世界大会や野球のワールドカップなどで結果を残したとしてもこの評価は大きく変わることはないでしょう。


特に打者に関しては日本からメジャーに移籍した選手の結果を見ても日本のレベルがまだまだのレベルに追いついていないことがわかります。

例えば松井選手。彼は確かに2009年メジャーリーグのワールドシリーズ優勝に大きく貢献しMVPを獲得しました。彼のポストシーズンでの活躍は大きく吐出をしていて名実ともにMVPだったと思います。
しかしキャリア全体の数字を見てみるとそれほど吐出した数字はなく、日本でホームラン王をシーズン最多50本塁打で獲得した実績をもつ松井選手の成績としては正直少し残念のものとして思われます。
NPB 1268試合 4572打数 1390安打 332本塁打 打率.304 出塁率.413
MLB 1236試合 4442打数 1253安打 175本塁打 打率.282 出塁率.360

タイトル
NPB 首位打者1回 本塁打王、打点王、最多出塁率、打点王3回づつ
MLB なし
(MVPはタイトルではないため記載しないが、日米ともに獲得している)
特筆すべきは本塁打の数がアメリカにきてがくんと落ちているということでしょう。メジャーリーグではホームランバッターではなかったということでしょう打率がほとんど変わらないむしろ少し下がっているのにホームラン数が半減している。これはやはりメジャーと日本のレベルの違いを表しているでしょう。

また他の選手が日本で活躍をしていてメジャーリーグに挑戦。そして試合に出ることができず、またAAAに降格、そして日本に戻ってくる。日本に戻ってきて1軍で活躍すると言う姿を見ても日本とメジャーの差を痛感します。城島、西岡、松井稼頭央、中島、中村ノリ等々、、、


唯一、メジャーリーグで長い間活躍した日本人野手は日本で圧倒的な数字を残しメジャーリーグに挑戦したイチロー選手のみと言えるのではないでしょうか。川崎選手もあれだけ日本で活躍しながら、アメリカではメジャーとAAAいったり来たり、、、
人気もあり、人柄も私は大好きなのですが、、、成績はいまいちです


また阪神で活躍し最多安打数最多打率等のタイトルを取ったこともあるマットマートンもメジャーリーグでは大きな活躍をすることができず日本に来た選手であるということも記しておきます。


以上バレンティンの活躍から見る日本とアメリカの野球のレベルについての考察でした。
いやーなんといってもメジャーリーグは果てしないレベルの高さで野球をやっていることがわかりますね。
日本の選手ももっともっと頑張ってほしいです。


以下関連記事
バレンティンの55本達成の分析 その1(バレンティンの四球について考える~王貞治氏との比較~)
バレンティンの55本達成の分析 その2(バレンティンのホームラン数と飛ぶボール?と神宮球場について考えてみる)
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バレンティンのホームラン数と飛ぶボール?と神宮球場について考えてみる。(バレンティンの55本達成の分析 その2)  [NPBタイトル2013]

今期のバレンティンのホームラン数の増加は、ボールによる変化であると言う人がいる。
barenntein.jpg
ただここで間違って欲しくないのが今期のボールは果たして本当に飛ぶボールなのかということである。NPBが統一球と称しボールを飛ばなくした経緯については本記事では割愛させていただくが、今季のボールは以前(統一球導入以前)に比べ飛ぶボールではないのだ。
つまり、以下の様な事になる。

2010年度以前<今年度<2011,2012年度
とぶボール.jpg
つまり今期のバレンティンのホームラン数は以前55本を到達した選手の時代に比べたら、明らかにボールの面のみを考えたときにはホームランが打ちづらい環境になっているのだ。

しばしば飛ぶボールという表現が使われているが、この表現はある意味では正しいが、本当に飛ぶボールではない。すなわち、去年度と比べ相対的にみて、飛ぶボールである。記録ということを考えるときには理解しておく必要がある。端的にバレンティンの記録は、飛ぶボールに変化したことによるものと位置づけることはおかしい。

加藤コミッショナーも「ボールはあまり関係ないのではないか」「慣れもあるだろうし、バレンティンが凄いということだ」(毎日新聞より)
と述べている。加藤コミッショナーとしては、ボールを従来の飛ばないボールより、規格を変えていたという事を隠ぺい?知らなかった?という責任があるので、本年度のバレンティンの記録達成は少しタイミングが悪すぎました。


ボールのことを考えたとき、次に浮かんでくるのが神宮球場と言う球場の特性だ。神宮球場は狭い、それ故ホームランが打ちやすいと考える人が多いのではないだろうか。この真偽について検証していきたい。

まず、それぞれの球場の広さについて(ネーミングライツは割愛)
神宮球場 両翼101 中堅120フェンス3.5
甲子園 両翼95 中堅118 フェンス2.6
ナゴヤドーム 両翼100 中堅122 フェンス4.8
広島球場 右翼100 左翼101中堅122 フェンス2.5~3.6
横浜スタジアム 両翼94 中堅118 フェンス5~5.3
東京ドーム 両翼100 中堅122 フェンス4.24

福岡ドーム 両翼100 中堅122 フェンス5.84
札幌ドーム 両翼100 中堅122 フェンス5.75
西武ドーム 両翼100 中堅122 フェンス3.2~4.37
大阪ドーム 両翼100 中堅122 フェンス4.2
千葉マリン 両翼99.5 中堅122 フェンス4.4
宮城球場 両翼101.5 中堅122 フェンス2.8~4.1


こうみると確かにホームランを打ちやすい球場打ちづらい球場というものがありそうですね。ただそこまで神宮球場が小さ過ぎるという風には感じません。以前改修をし、両翼を10メートル程度のばしたと言うこともあり球場が大きなアドバンテージになっているとは言いづらいのかもしれません。
また間違えて欲しくないことは試合の半数をアゥエイで行います。また日本のプロ野球はメジャーリーグと違いヤクルトのホームゲームもすべて神宮球場で行われるわけではありません。神宮球場以外の球場でヤクルトのホームゲームとして試合が開催することがあるのです。
 上記のことを上するとバレンティンがホームランを量産しているのは球場城によるものであるとは結論しがたいですね。もちろん神宮球場ゆえのホームランということが一本やりもしくは日本程度あったかもしれません。しかしホームラン量産と関連づけて考えることは間違っているのではないでしょうか。

さらに僕はバレンティンを擁護するわけではありませんが、王貞治氏がホームランを打っていた時代は、ホーム球場は、東京ドーム以前の後楽園球場、それもラッキーゾーンが付いていた時期もあったのではないでしょうか。


以下関連記事
バレンティンの55本達成の分析 その1(バレンティンの四球について考える~王貞治氏との比較~)
バレンティンの55本達成の分析 その3(バレンティンのメジャーでの評価とNPBとMLBのレベルについて) 
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バレンティンの四球について考える~王貞治氏との比較~。(バレンティンの55本達成の分析 その1) [NPBタイトル2013]

バレンティン、55本日本のホームラン記録に迫る勢いですね。

55本超えも時間の問題でしょう。

最近だとバレンティンを恐れて四球が増えてます。これはホームラン記録の更新を恐れていると言う一面もありますけれど、それよりもバレンティンの打撃力自体を恐れていると言っても良いのではないでしょうか。


私はこの記録達成に迫るバレンティンの活躍を見て以下の事を考えました。

1、バレンティンの四死球の数は異常なのか
2、王貞治の偉大さについての再考


最近7試合で十三個の四死球、これは明らかにバレンティンの打撃力を恐れているものと言って良いでしょう(9月2日まで)。ただバレンティンがもし55本のホームランを達成できなかったとしても私はこの四球数を言い訳にすることはできないと思っています。

なぜなら王貞治はバレンティンを遥かに凌ぐ数の四死球だったからです。さらにここ数試合の対戦相手も、現在の試合を消化試合と位置づけているわけではなく、勝利を優先しているための四球であると判断できるからです。


以下に興味深いデーターがあります。

NPB四球シーズン記録
1位 王貞治 158四球 130試合
2位 王貞治 142四球 129試合
3位 王貞治 138四球 135試合
4位 王貞治 130四球 133試合
5位 金本知憲 128四球 140試合
6位 王貞治 126四球 130試合
7位 王貞治 125四球 122試合
8位 王貞治 124四球 130試合
9位 王貞治 123四球 140試合
9位 王貞治 123四球 128試合

そう王貞治はこれほどまで四球が多かったのですね。

現在バレンティンは102試合で85 四死球です。
1964年 王貞治 472打数 55本塁打 119四球 20敬遠

このまま140試合を戦ったとしても王貞治の四球数に届かないのではないでしょうか。

スポルトのニュースでも語られていたようにバレンティンは内角攻めを受け体を起こされたあとにボールになる変化球といった声を受けています。これは強打者の宿命であり何も外国人だからということではないのではないでしょうか。

メディアが過剰に反応し真実とは違う情報を、事実を他の角度から捉え伝えているメディアには疑問を持ちます。原ジャイアンツは勝負に行くと、公言をし、3日の最終打席敬遠でした。これは、実際他の打席勝負にいってますし、ある意味強打者の宿命でしょう。

足は速くないですし、塁にいてもさほど脅威はありませんしね。

現在は3位に入ればクライマックスシリーズに出場、というルールがあるためセリーグのどのチームもクライマックスシリーズ進出をあきらめてはいません。そのため消化試合と言える試合はまだ存在しておらずバレンティンの四球は、記録阻止というより、勝利のための戦略と捉えた方が正確ではないでしょうか。


もちろん最後の1試合でチームが消化試合になったとき、記録阻止のために、明らかな敬遠をすることは日本プロ野球会が引き起こしている愚行であると言って良いのかもしれませんが、現段階対戦相手のチームが
行っていることは勝利のための戦略であると私は判断しております。

それにしても、王貞治氏の四球の数は王氏の偉大さを物語っています。


以下関連記事
バレンティンの55本達成の分析 その2(バレンティンのホームラン数と飛ぶボール?と神宮球場について考えてみる)
バレンティンの55本達成の分析 その3(バレンティンのメジャーでの評価とNPBとMLBのレベルについて) 
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