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上原浩二完全試合 達成 [MLB2013]

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ボストン・レッドソックスの上原浩治投手は現地6日、敵地で行われたニューヨーク・ヤンキース戦で4点リードの9回に登板。1回を無安打、無失点、2奪三振とこの日も完ぺきな内容で試合を締めた。
 これで24試合、27イニング連続無失点。また、8月17日のニューヨーク・ヤンキース戦でヒットを打たれて以降、9イニング分に当たる27打者を連続で打ち取っている[ヤフーニュース9月7日]

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上原投手がのりに乗っていますね。抑え投手の場合は9試合連続救援成功ということだけでもある程度評価されます。それが、27イニングを無失点、つまり81個のアウトをとるのに一点も取られていないということになります(自責点0)。これだけ、安定した、中継ぎ、抑えがいると、チームも安心して先発投手から継投持ち込め、接戦での勝利を計算できます。

抑えの投手が、27打者連続で打ち取るということは、実は完全試合をするよりも難しいのではないでしょうか。完全試合は、その日調子がよく、あれよ、あれよと言う間に、達成。という感じが多いでしょう。しかし、抑えという仕事はそうはいきません。ほぼ、試合で投げるのは1イニング、多くて2イニング。中にはワンポイントなんていう日もあります。つまり、毎日、毎日調子を合わせていかねばならないのですね。調子を合わせていかなきゃならないんです。また、彼の今の立ち位置では、敗戦試合には登板しません。準備して、出ないなんてことはざらです。むしろ半数以上がその状態。
ただ、利点としては、イニングが少ない分全力投球できるということです。先発は長いイニングを投げるために、少しセーブして投げたりもしています。しかし、抑えは常にほぼ全力投球です。
この偉業は、「雑草魂」という言葉で表わされる、彼の気持ちの強さで成し遂げられたものなのでしょう。

上原投手の場合、100マイル(160K)の速球があるわけではありませんが、フルパワーの伸びのあるストレートを、コントロールミスせずに投げています。あとは、同じ腕の振りから、ブレーキのかかった変化球。日本球界にいた時は球種を多く使うイメージでしたが、少し変わった印象も受けます。

彼自身、WBCでマー君が「中継ぎに降格」という報道が出た時に「中継ぎを馬鹿にするな」という趣旨のコメントを出していますし、今のポジションにすごく思いを持っています。フォームを見ても躍動感とか、勢いを感じますね。


少し、話が変わりますが、この大活躍なのに、なかなか日本のニュースに実際に上原投手のインタビューなどの動画が流れることは少ないですね。活躍しているので、もちろん増えていますが。ポストシーズンは別ですし、田沢投手も中継ぎで同じチームで活躍しているので、それもあり増えているのは間違いないですが、、、

詳しく説明します。つまり、前述したように、中継ぎ投手はいつ登板するかわかりません。日本のメディアはニュースや特番のために取材します。そのために、カメラマンや記者などの取材班、人件費が結構かかるようです。つまり、出るかどうかわからない、中継ぎの取材より、先発投手や打者のほうが確実に記事になるのです。
試合の映像はあっても、インタビューが少ないとか、コメントがないなどはこういう影響でしょう。青木選手は一定の活躍をしていますが、上原投手ほどではありません。しかし、インタビューが多いのはこういうからくりです。試合の映像は、おそらく、部分的に買うなり、もらうなりしているのではないでしょうか。

ここまで活躍を続けて来ていて、人気も再上昇しています。今後の活躍への注目とともに、上記の点も考慮してスポーツニュース見ると、より楽しめますよ。中継ぎに常時取材がつく。これは、本当に注目に値していることを表しているのです。



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